もう7月か！

あっという間に今年も半年が過ぎた。去年も同じような事を言っていた気がするけど…今日はテニスの話。

Maria Sharapova

彼女は今回のウィンブルドンにおいて最も興味深い選手の一人である。
彼女が日本において真の意味で注目されたのは、やはり昨年のジャパンオープンだろう。
ロシアからやってきた16歳の少女は、この大会でWTAツアー初優勝を飾った。
この年のウィンブルドンで既にベスト16入りしていた彼女は、翌年のグランドスラムでその才能を世界に知らしめる事となる。
1年の初めに行われる全豪オープンでも3回戦と去年を上回る成績を残した彼女は、続く全仏オープンにおいてQualter Finalistとなった。
この大会での彼女の成長はすさまじく、近い将来彼女が更にすごい成績を残すであろうことを予感せずにはいられなかった。
6月には、世界ランキング15位と自身の持つ最高位を更新した。
そして今回のウィンブルドン、彼女は早くも（あるいは必然といえるのだろうか）Finalistとなったのである。
17歳という若さでグランドスラムで次々と成績を残すオールラウンドぶりは、現在22歳にして男子世界ランキング1位へとのぼりつめた昨年のウィンブルドン覇者、Roger Federerに通じるものがある。
果たして彼女は決勝戦でどのような試合を見せてくれるのだろうか？明後日の決勝戦、是が非にも注目したいところである。